『ペット不可のマンションに住んでいますが、金魚やインコ、ウサギなどの小さな動物を飼いたいと思っています。

どれくらいのペットなら飼っても問題ありませんか?

ネットを見ても、「小動物なら別に構わないのでは?」と言った記事を見かけますが、どれも曖昧で確証が持てません。』

認めて貰える事は多いけど、原則飼えないと思ってください

厳しい話ではありますが、入居時に契約で定められた事項に承諾している以上、鳥類、甲殻類、小動物問わず、どんな生き物であってもペットは飼えないとお考えください。

実際は金魚などは飼育上、鳴かない、排泄物などの匂いなどがあまり迷惑をかけないことから、認めてもらえる事が多いです。
なので、無許可で飼っていている入居者様が多いのも事実です。

ただ、生活スタイルや価値観が多様化した現代においてはこの考えは危険だと、警笛を鳴らします。

契約で決めて了承している以上、全ては大家さん次第

現代は欧米の契約社会の影響も多く入り、昔なら当たり前に黙認されていた小さな違反にも、厳密にペナルティーが発生する事例が多くなってきました。

これは不動産においても同様です。
当事者からすると「これくらいなら許されるだろう」と思う小さな違反も、契約で決められている以上は、これにより、直ちにペットを手放す、または退去処分となっても仕方ありません。

面倒でも必ず事前確認を!

折角の大事なペットなので、必ず管理会社、または大家さんに事前に連絡を取ってください。

少しの手間を怠ったが故に、ペットもあなたも傷つく事になる事態は避けるべきです。

一般的に入居者様は入退去時の手続き時以外は管理会社や大家さんとは、一切のコミュニケーションを取る機会が無い事は多いですが、何か疑問点や相談事があれば、入居中で会っても、面倒臭がらずいつでも相談してみてください。

管理会社も大家さんも、入居者様に快適に住んで欲しいと考えている事は間違いありませんので、こういった相談には前向きに乗ってもらえるはずです。