一人暮らしはもちろん、ファミリー世帯でも大人気の設備である宅配ボックスは、一度これのある部屋に住むと、以降に引っ越しする歳も、必ずこれのあるマンションを選ぶ人も多い設備です。

なんといっても、不在時でも荷物を受け取れますし、オートロックマンションでは防犯面でのプラス要素も見逃せません。

そんな便利な宅配ボックスですが、近年はトラブルも増えて来ています。トラブルは特に旧式の暗証番号タイプの宅配ボックスに集中しているようです。

今回は暗証番号タイプの宅配ボックスのデメリットの紹介と、それよりも新しい、カードキー方式の宅配ボックスの紹介します。

まずは暗証番号方式の宅配ボックスの利用の流れを確認してみましょう。

暗証番号方式の宅配ボックスの使用手順

  1. 宅配業者が宅配ボックスに荷物を入れ、暗証番号を設定
  2. 暗証番号を記載した用紙を受取人のポストに投入
  3. 帰ってきた受取人が暗証番号を確認
  4. 受取人が宅配ボックスに暗証番号を入力して、荷物を受け取る

暗証番号方式での盗難犯罪例

  1. 宅配業者が宅配ボックスに荷物を入れ、暗証番号を設定
  2. 暗証番号を記載した用紙を受取人のポストに投入
  3. 悪意のある人が投入した用紙をポストから取り出す
  4. 悪意のある人が宅配ボックスに番号を入力して、荷物を盗み出す

この盗難行為に、特別な技術や器具も時間も必要ありませんので、近年増加しています。
宅配便では、高価な商品が入っている事も少なくないので、トラブルの際の損失は大きいです。

人間関係が希薄になりがちなマンションでは、その家の家主では無い人が宅配ボックスを開けていても怪しまれることは少ないでしょう。

暗証番号方式の宅配ボックスを利用してくれない宅配業者さんも

このようなトラブルが発生しているマンションや地域では、せっかく宅配ボックスがあっても、利用されない事もあります。
配達業者さんにとっても便利な宅配ボックスでも、トラブルを生む可能性が高いなら、使わない方が良いと判断されるのです。

暗証番号方式を悪用して、他の住民が宅配ボックスを私物化している事も

暗証番号方式の宅配ボックスは宅配業者でなくても、手軽に使えるので、マンション住民が私物化しているケースも多々あります。

たとえば、マンションの駐車場や駐輪場に停めてある自分の車や自転車の整備道具を、宅配ボックスに普段から入れておいて、必要な時に取り出す様な使い方をする住民も実際にいます。

このような使い方をする住民が何人も居ると、本来の使い方とは違う用途で、宅配ボックスが常に満杯でひとつも空きのない状態、せっかく宅配業者さんが利用しようとしても、一杯で入れることが出来ないトラブルもよく耳にします。

(弊社は不動産管理部門もありますので、トラブルにお困りの際はぜひご相談ください)

宅配ボックスはカードキー方式がおすすめ

  1. 宅配業者が宅配ボックスに荷物を入れ、受取人の部屋番号を入力
  2.  宅配ボックスに荷物を入れている旨が記載された用紙を受取人のポストに投入
  3. 帰ってきた受取人が用紙を確認
  4. カードキーで宅配ボックスを開けて荷物を受け取る

これなら、悪用はかなり難しくなり、トラブルも激減します。

もちろん、カードキー方式であっても、住民による私物化を完全に防ぐことはできません。しかし、こちらの方式はネットワーク越しに管理会社にモニターされているので、誰宛の荷物がいつ入れられたのかを確認できます。よって『◯日以上入っていたら中を開けて管理会社が預かる』といった仕組みになっている事が多いです。

暗証番号方式でも問題ないか確認する方法

『すごく気に入った部屋がみつかりました! だけど、宅配ボックスは暗証番号方式でした……』となっても、まだ諦めないでください。

多少安全度が下がりますが、内覧の際にこの2点をチェックして、問題無さそうなら、入居を検討されてはいかがでしょう?

  • ポストと宅配ボックスのあるエリアに監視カメラが取り付けられている
  • 利用中の宅配ボックスで一杯になっていない

この2点が大丈夫であれば、暗証番号方式でも問題ない可能性が高くなります。
『利用中の宅配ボックスが一杯になっていない』は、たまたまなのかもしれませんが、私物化されているかどうかの基準のひとつにはなりえます。

他には、『集合ポストのエリアがポスティングのチラシ等で散らかっていないか』も、大きな判断基準になります。これにより、そのマンションの管理状況の質をある程度見定める事ができます。

ぜひ家さがし本舗で、便利な宅配ボックスのあるマンションを探してくださいね!